症状
脳脊髄液減少症
症状部位
治療方法
経過
車を運転中に後方より追突され、むち打ちの症状で来院されました。激しい頭痛、めまい、首の痛みが顕著で仕事(美容師)もできない程辛い状況でした。当院にて数日間施術を行いましたが症状が思った様に寛解しませんでした。
患者様の状態を今一度詳しくお聞きすると、「立ち上がった時に頭痛が酷くなる」との事でしたので「脳脊髄液減少症」を疑いました。
脳脊髄液減少症とは、交通事故やスポーツ外傷・転倒などで出現する事があり、脳脊髄液が漏出する事により発現する症状の事です。主な症状として起立性頭痛・頚部痛・全身倦怠感・耳鳴りなどです。
当院では適応外の疾患でしたので、専門医に依頼させていただきました。
専門医に診ていただいたところ、やはり「脳脊髄液減少症」と診断され適切な処置を受けられた事により症状も回復し仕事に復帰されました。
この様に交通事故では重症化する事も多く、適切な処置を行わないと後遺症を残す事になります。交通事故に遭われた際は遠慮なくご連絡ください。