韓国視察4・5日目(まとめ)
韓国視察 4・5日目
4日目は
「NEVR」へ
アメリカのgoogleに相当する会社です。
実は韓国ではgoogleが使えないんです
日本だとgooglemapが使えますが、韓国ではgooglemapでナビ機能が使えません。
代わりにこのNEVRmapを全国民が使っています。
日本のLINEを開発したのは、このNEVRなんです。
社内も広くて、お洒落でした
「こんな素敵な空間で仕事できたら、そら良いアイデア生まれるわ!」と感じました笑
社内にスターバックスがあるのですが、ここには席がありません。
配送ロボットが、各社員のテーブルまで持って行ってくれるんです。(ロボット専用エレベーターもありました)
(ウチの豆laboにもほしい笑)
そして、次は「JUNO HAIR」へ
個人的に今回の視察で一番の収穫でした
韓国最大の美容室グループ
平均年収300万円の業界で年収1000万円が多数います
そして、ヘアサロン業界は離職者が多いので有名ですが、ここの会社は圧倒的に少ないんです。
それらの理由が視察を通して見えてきました
<特徴>
①長期勤続社員の多さ
韓国企業の特徴と言えますが、長期勤続できる仕組みが整備されています。
離職者がいない(少ない)組織は強いと改めて感じました
(当社もここは自慢できるところですね)
②理念経営
毎月社内で読書会を行ったり、スタッフと朝食会を行い、その場で理念の浸透を行なっていました。
また、「創業者は当時のスタッフ20名程を連れて、技術が高いヨーロッパへ自宅を売却して習いに行った」と言われていました
この創業者の覚悟と行動力を学ばないといけないと感じました
③人材育成への投資
「JUNO ACADEMY」という育成施設が社内にあり、美容師の「たまご」に技術や知識を教え、一人前になるまで育成します。
「人材育成はコストではなく、投資として捉える」
④生産性が高い
スタッフの休日を確保しながらも高い生産性を維持しています。そこにはスタイリストのブランディングや店舗設計などを緻密に行われていました。
業態は整骨院業界に似ている点が多く、非常に学びが多かったです
<5日目(まとめ)>
全体を通して感じたことを記録しておきます
韓国企業の特徴
・日本のリーダーはバランス感覚とリスク回避力が求めれるので、組織がボトムアップになりがち。(民主主義で良い点はあるが)
一方、韓国のリーダーは権力を握るので、トップダウンの組織が多い。利点として
①決断力が早い(日本だと「一旦社内で揉んで・・・」となりがち)
②事業を長期で見るので、適切な人材投資ができる
③顧客のニーズを正しく早く理解して、商品やサービスに早く反映できる
・日本は「モノづくり思考経営」 高品質、安全保障
「完璧なものを作ってから市場にリリースする」スピード感がないのが課題
一方、韓国は「マーケティング思考経営」 ニーズに合わせてカスタマイズする
「スピード感を最重視」欠点があっても本質的な価値に欠陥がなければリリースして、再修正していく
・人材投資には金を惜しまない
「人材育成はコストではなく、投資として捉える」
5日間の韓国視察、非常に学びの多い視察となりました。
観光の時間は、ほぼなくて韓国の観光名所は回れずでした
異文化に触れると色々な学びがありますね。
スタッフや私の子供達にも異国の異文化を学ぶことの大切さを伝えて、
また一緒に行きたいなと感じました
(ピョルマンダン図書館)
唯一の観光写真笑